振り返って、前を見て
東京ドームに来たことは何度かあった。
Sexy Zoneのライブを見たことも何度かあった。
でも、どんなに願っても、東京ドームに立つSexy Zoneを見ることはなかなか叶わなかった。
いつかは、あの場所に。
どこか自信を持てずに不安になった日もあったけど。
この目標だけはアイドルもファンも共通して掲げていた夢だったと思う。
2022.12.16〜17
そんな夢が叶った日。
会場を見渡すと、ひろいひろいドームいっぱいにペンライトの海が広がっていて。
やっぱりこの景色が好きだと思った。
わたしは浮気性だから、他のグループのライブにも沢山行くし、最近はJr.なんかにも手を出しちゃって。
セクゾ担のフォロワーには「もうセクゾの熱は冷めちゃったんだと思った」なんて言われる始末。
まあたしかに、ツイートが減ったりテレビとかYouTubeとかの供給を全部追ってそれに対してアウトプットするっていう機会は減ったと思う。
でもわたしにとってそれは、無我夢中で必死に情報をかき集めて愛を叫んでってしなくても、Sexy Zoneというグループのことを大切にできるなっていうところまできてるってことなんだよね。
もちろん拡散した方が良かったりするものもあるから、フォロワーがTLに流してくれたものは気付いたらRTするようにしてる。
でもほんとにそれくらい。
毎日Sexy Zoneのこと好きだよ、中島健人っていうアイドルが好きだよって発信しなくても、自分の中でそれは揺るぎないものになったんだなって。
これは今回のドームで改めて落とし込めた感情。
わたしにとってはこのぐらいの、表面のマグマが時間をかけて冷え固まって、それでも奥底でまだマグマがぐつぐつ燃えている感じがアイドルとの理想の距離感だったりするんだよね。
もちろんハマりたて特有の「これ好き‼️」「あれも好き‼️」「ねえみんな聞いて‼️」って常に噴火状態のときも青春ぽくて楽しいんだけど。
あとは、少し前にふせったーでも触れた内容をまとめてもう一度書かせてね。
東京2日目の聡くんの挨拶で「僕からジャニーズを、アイドルを取ったら何も残らないんです」って涙ながらに話してたとき、当たり前にこちらも号泣だったんだけど、そのときに思ったこと。
わたしは薬が無いと現場に行くのもキツい日があったり、朝から体調不良でベッドから動けないとか、いざ家を出ても電車で苦しくなってとかで大学行けない日が結構ある。
たまに自分が社会に適合できないことが悲しくなったりするんだけど、やっぱりオタクしてるときって生きてる気がするし、生きたいと思えるんだよね。
わたしはこのために生きてるから、自分からアイドル(を応援すること)を取ったら何も残らないなっていうのはこの頃ずっと考えてた。
聡くんのこの言葉がどういうニュアンスで、どういう意思で届けられたか、どう受け取るべきなのか。
それは人それぞれの解釈でいいと思うんだけど、わたしは逆にアイドルでいる限りは聡くんが聡くんらしく生きていけるんだと思って、じゃあわたしも堂々と好きなことを生きる糧にして良いんだって思えたんだよね。
正直最近は大学もまともに通えてない人間が就職できるか…?とか不安になったりもしてるけど、何かひとつ軸があれば他に何も残らなくてもなんとかなるかもしれないって希望を貰ったんだよね。
いまはそれがアイドルを応援することだけど、今後違う軸が見つかったら朝顔みたいにそこにつるを巻きつけて伸びていけるんだと思うし、とりあえず頑張りすぎずに頑張ってみようと思った。
プレッシャーにはなりたくないんだけど、わたしにとっての軸であり光は聡くん、Sexy Zoneを含めたアイドルのみんな。
いつもありがとう。
他に何も残らなくたって、聡くんはこんなにも人を幸せにしているんだから、それでお釣りがくるぐらいだよ。
アイドルでいたいと思ってくれている間は好きなだけステージに立っていて欲しいし、スポットライトを浴びていて欲しい。
何も残らないんじゃなくて、聡くんの持ってるもの全てがアイドルに還元できちゃうだけだから、いつかの遠い未来でアイドルを卒業する日が来たとしても、両手に有り余るくらいのものがアイドルという経験から返ってくると思うんだ。
初ドーム。
収穫も反省もいっぱいの公演だったかもしれない。
ただ、ペンライトの海を見てあの最年長が涙ぐむぐらいなんだから、わたしたちにとってはこれ以上ない最高のライブであったことに変わりはないよ。
まっしろくて大きな憧れのドームは、綺麗で儚くて夢がいっぱい詰まってて、宝箱みたいにぎゅっとそっとしまっておきたくなっちゃった。
こんなに願われたドーム公演、なかなかないよ。
満を持してって感じでかっこいいじゃん。
ジャニーズの秘密兵器、Sexy Zone‼️
まだまだでっかい夢追いかけようね🌹