私とアイドルと鈴と

みんなちがってみんないい

ハタチ

記念日に自分語りをさせてください。

自分のブログだし、いいよね?

わたしの人生の半分はNEWSというアイドルによって形成されてるからさ。

記念日ぐらい彼らとの思い出を語りたいと思います。

 

 

 

出会いは2012年。

4人で再始動してチャンカパーナをリリースした少しあとぐらいだと思う。

当時まだ小学生だったわたしは、それまでとにかくジャニーズと言えば嵐で、初めて自分の意思で買ったCDも嵐の"僕の見ている風景"だった。

別にジャニーズという組織自体にそこまで興味は無かったし、他のグループも名前と有名な曲を知ってるぐらい。

そんなわたしがNEWSを知ったキッカケは、仲良くしてた友達2人がいつの間にかシゲアキ担と増田担になっていたこと。

当時の自分は人数が減ったことをかろうじて知ってるぐらいの知識量だから、2人がNEWSの話をしても最初はポカーンって聞いてたんだけど。

やっぱり仲良し3人組のうち1人だけ話題に参加できないのはつまらないから、なんとなく直感で「この4人の中だったら手越くんが好きかな」って言ったのがはじまり。

別にビビっと何かを感じたわけでも、一目惚れしたわけでもなかった。

ただ友達と話を合わせたくて見るようになったアイドルのことを、かれこれ人生の半分くらい追いかけているんだから不思議なもので。

そんな訳で、NEWSとの出会いはわりと平凡なものでした。

 

 

 

そこから少しあと、初めて見たNEWSの円盤は"美しい恋にするよ"。

初見のライブにしてはチョット重ため。

当時4人の円盤ってそれしかなかったから仕方ないんだけど。

この円盤を観たときには既に、NEWSのことも手越くんのことも結構好きだったと思う。

ドキドキしながらディスクをセットして、再生ボタンを押して。

開演前の会場がカウントダウンと共に湧き上がっていく映像を、食い入るように見たことを覚えてる。

オープニングで登場した手越くんの、客席を見渡す表情があまりにも愛に溢れていて。

とにかく綺麗だと思ったし、彼にこんな表情をさせられるファンを羨ましいとも思った。

誰よりも笑っていて欲しいし、幸せでいて欲しい。

親にも「熱しやすく冷めやすい性格」と言われた自分が、珍しく温かいまま大切にしていた感情だった。

いつの間にか毎年見てたカウントダウンも嵐よりNEWSを追うようになって。

どうせ飽きるだろうとしばらくファンクラブには入れて貰えなかったんだけど、あまりにも毎日手越くんとNEWSの話をして、クリスマスにはゲームでも流行りのオモチャでもなくNEWSのファンクラブに入りたいってサンタさんに頼んだものだから。

中学に上がった頃、お母さんがこっそりファンクラブに入ってくれていた。

2015年の春に行われたツアー"White"の申し込み期間、ファンクラブに入会したことを知らないわたしの元に届いた封筒。

いまじゃスマホで申し込みができる便利な時代だけど、手書きで東京ドーム公演を申し込んだときのあの胸の高鳴りは何にも変えられないんだと思う。

 

 

 

初めて手越くんに、NEWSに会った日。

2015年6月13日。東京ドーム。

正直、いままで参戦したライブの全てをハッキリとは覚えていないけど、この日だけは何年経っても鮮明に思い出せるんだよね。

天井席で双眼鏡も持ってなくて、それでもすっごくすっごく楽しくて。

あの日、トロッコで外周を回ってた手越くんがドームのいちばん上までめいっぱい手を振っていたのだって、目を閉じたら瞼に浮かぶくらい。

目に映る全てがキラキラしていて、家に着いてからもずっとドキドキが止まらなくて、夢でも会えるんじゃないかってグッズタオルを握りしめながら眠ったことも覚えてる。

それから今日までずっと、沢山の夢を見せてくれたから、わたしは今もジャニーズの創るエンタメを好きでいるよ。

 

 

 

画面越しに出会ってから、初めて東京ドームで同じ空間を共有してから、気がついたらそれなりの時間が経って、そりゃあお互い変わったこともいっぱいある。

あのとき、TLという狭くて広い世界の中だけでも数え切れないほどの傷を目にした。

外の世界に飛び立ってしまった彼も、NEWSという船を守ってくれた彼らも、応援してきたファンも、みんな色んなことを考えて、傷付いて、傷付けて。

それでも未だにNEWSのことが大好きで、手越くんのことだって大切だと思ってるのは、それだけ貰ったものが沢山あったから。

まだまだ短い人生の中で、何度も救われてきたから。

 

 

 

先日、20周年万博の幕開けに立ち会わせて貰いました。

NEWSが登場したとき、彼らの思いやりと努力を肌で感じて、ひとつひとつ音を奏でるたびに色んな思い出が蘇っては溢れてを繰り返して、涙が止まらなかった。

プレッシャーと戦いながら受験勉強をしてたときも、悔しくて泣きながら歩いた部活帰りも、何気ない毎日の生活も、ずっとずっとNEWSがそばにいてくれた。

歌い方も、生き方も、わたしはNEWSからたくさん教えて貰った。

決して上手ではないかもしれないけど、それでも今日まで胸を張って幸せに生きてきたと言えるくらい、わたしはわたしの"好き"に自信がある。

わたしが大声で「幸せだよ」って叫ぶことができるように、NEWSにもずっと幸せでいて欲しい。

3人だけじゃなくて、NEWSに1秒でも1ミリでも関わってくれた全ての人に感謝と愛を伝えたい。

辛いときは共に笑う覚悟でいるけど、できれば心から笑える日が続いて欲しい。

輸血みたいにわたしの幸せを譲れたらいいのにと思うけど、その幸せも結局NEWSから貰ったものだから笑っちゃうよね。

せめて、精一杯の感謝が届きますように。

 

おめでとう。ありがとう。

 

じゃあまた、東京ドームでね。